2009年03月05日 23時28分 木曜日
イランたびにっき50
8月11日
とりあえず、やってきたバスに乗ってみたものの・・・。
このバスがどこにいくのかが良く分からない。
運転手はおじいさん入りかけの、親父さんだった。
私達の顔をみるなり
「チケット?」と言う。
チケットを買ったか?ということなのか、
シャトルバスのチケットを見せろということなのか・・・。
良く分からなかったが、同じように戸惑っている
ヨーロッパ系の観光客と顔を見合わせていると
「チケットは門の外で売ってる」と言うような事を英語で言っている。
でも、さっきの門の外ではチケット売り場なんてなかったしなー・・・。
まぁいいか。
「イエス」とダーリンが応えると、バスはゆるやかに発進した。
とりあえず、やってきたバスに乗ってみたものの・・・。
このバスがどこにいくのかが良く分からない。
運転手はおじいさん入りかけの、親父さんだった。
私達の顔をみるなり
「チケット?」と言う。
チケットを買ったか?ということなのか、
シャトルバスのチケットを見せろということなのか・・・。
良く分からなかったが、同じように戸惑っている
ヨーロッパ系の観光客と顔を見合わせていると
「チケットは門の外で売ってる」と言うような事を英語で言っている。
でも、さっきの門の外ではチケット売り場なんてなかったしなー・・・。
まぁいいか。
「イエス」とダーリンが応えると、バスはゆるやかに発進した。
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流石にタクシーとは違い、他に車の走っていない
細い急な斜面では、ゆっくりと運転するんだな・・・w
(それでも運転は荒い気がするが・・・w)
右手前方には、川がゆったりと流れ、良く手入れされた
庭園や立派な建物やテニスコートが見えて
お金持ちの別荘地というムードが満点。
ゆらゆらと揺れるシャトルバスが、いくつかカーブを
無事に越えると、Uターンできるような、少し広い場所で
停車した。
とりあえず降りて、目の前の建物に近づいてみると・・・。
ガラス張りのケースの中に、ジープらしき車とバイクが。
近づいてぐるりと一周してみると、ジープの車体には
世界地図と、都市、年号が描かれていた。
どうやら、このジープとバイクの持ち主が、その世界中の都市を
まわった、という事らしい。
日本にも訪れたという印がついていた。
英語で書かれた説明書きをみてみると。
イーサ?(Ieasa)とアブドラ(Abdllah)の
OMIDVAR BROTHERS’(オミードヴァール兄弟)は
イラン人初の世界旅行者である。
2人の兄弟は3年間、旅行の為の研究をした後、
1333年に90ドルを持って、世界の未知の部分を見るため
精力的に旅行を始めました。
と言うような事が書かれている。
(多分・・・。責任は一切持てませんwwwww)
でも、あれ?wwwww
1333年?
日本では鎌倉幕府滅亡の年に、
(「一味散々鎌倉幕府」って覚えさせられたなー・・・w)
イランではもう、世界旅行をした人がいるのかっ?
でも、あれ????
1333年て大航海時代も始まっちゃいないし、
もちろん「イラン」そのものもありゃしない。
イランはイスラム教の国だから、太陰暦を採用してるのか?
ということで、イランの暦について調べてみると・・・。
イラン暦
なんだかややこしい事になっている・・・。
現在、イランには3つの暦があって
その① グレゴリオ暦 キリストの生誕年を紀元元年とする太陽暦。
うるう年は4年に1回。 第2月を1日増やす。
その② イラン暦 ムマハンドのヒジュラ(ムマハンドがメッカからメディナへ移住した)年を
紀元元年とする太陽暦。
西暦でいうと622年が紀元元年。
年の始めは春分の日。
うるう年は4年に1回。
第12月を1日増やす。
その③ イスラム暦 ヒジュラ年を紀元元年とする太陰暦
うるう年は30年間に11回。
第12月を1日増やす。
ううーん・・・。
解説に書かれているのは
イラン暦なのかイスラム暦なのかは良く分からないけど
イラン暦とイスラム暦は、スタートした年は同じで
後は太陽暦と太陰暦の違いだけなので
(紀元元年は同じ年だけど1年で11日づつずれる。
33年もすると1年ぐらい差がついてしまうのですが。)
イラン暦とイスラム暦の1333年は
同じぐらいと考えるとして・・・www
イスラム暦1333年2月14日~1334年2月23日は、
西暦でいうと1915年。
この年の世界の出来事は・・・。
1月19日
第一次世界大戦:独軍が英本土をツェッペリン飛行船で空爆開始
5月23日
第一次世界大戦:イタリアが連合国側で参戦
・・・。
第一次世界大戦頃
のお話ですか?????ヽ(;´Д`)ノ
とりあえず、入り口から博物館の中へ入ってみると・・・。
入り口には、イラン兵士さんが2人。
英語で「チケットを見せろ」見たいな事を言われるが・・・。
「チケットを持ってない。チケット売り場が分からない。
ここで料金を払うから入れてくれないか?」
と言うような事をダーリンが話すと。
てっきり
チケット売り場がどこか説明されて、
出直して参れ!といわれるかと思いきや・・・。
しゃーねーな。入れや (・∀・)σ!
見たいな感じでアッサリと中に入れてもらう事ができた。
小ぢんまりとしたミュージアムには、
兄弟が訪れた先々でもらった、国際色・民族色あふれる
お土産やら、旅の装備やらが展示してあった。
1915年当時のことを考えると、現代のようにハイテクな装備は
全くないのは当たり前だけど、
モコモコの毛皮の防寒具や、
羽根のついた飾りものなんかを見ていると
これが本当の冒険なんだ!という感じで心が躍った。
兵士さんのご厚意で、見せてもらった冒険の館。
結構面白かった。
次は、どこに行こうか・・・。
歩いて行けそうな、近くの博物館を探すと
グリーン パレス ミュージアム ということろがあるので、
いってみることに。
緑の溢れる構内をゆっくりと歩く。
スプリンクラーが水をまく音、
庭師さん達がせわしげに、落ち葉を集める音。
周りの景色を楽しみながら、
迷った・・・。
地図では本当に直ぐ近くにパレスが書いてあったのだが・・・。
実際にはドコにあるのかが本当によく分からない。
地図がかなり見づらいという事もあるが・・・。
疲れたし、先にちょっと休憩をしよう、ということで
高台にあるちょっとした公園の中にあるカフェで一休み。
店員さんに声をかけると、英語のメニューを出してくれたので
ザクロっぽいジュースとチョコレートケーキをオーダー。
チョコレートケーキ、デカい・・・。
店員さんも、ケーキが倒れないように慎重に運んでいた。
イランのケーキにありつくのは、そういえばこれが初めてだな!
ということで早速一口・・・。
口の中に広がる、あまいあまい味・・・。
と思いきや!
こんな環境の中にあるカフェには、さわやかな風の音の他に・・・。
ブンブンと飛び回るハチのような虫の群れががが!
しかも、けっこうデカイ!!!
奴らは、甘いものを知っているのか、
隙あらば、ジュースにケーキにたかろうとしてくる!
他のテーブルでも同じらしく、
虫を手で払いながら、お茶をしているグループが
何組か・・・。
ケーキと共にやってきた虫と攻防を繰り広げながら、
予想通りにあま~いケーキを何とか完食。
食べ終わった頃にはすっかり疲れてしまっていた・・・。(;´ρ`) グッタリ
会計を済ませ、終わりのなさそうな落ち葉掃きをしている
庭師さんとホホエミを交わし、ゆるやかな階段を降りる。
ふと、下の方を見ると、緑色の建物が目に入った。
あれがグリーンパレスに違いない!
近づいてみると庭園も立派な美しい建物が。
入り口前には、履物にかぶせるビニールカバーが置いてあったので
周りの人と同じように靴にビニールカバーをかぶせて入り口から中へ。
ココにも、イラン兵士さん達がいて、チケットの提示を求められた。
ダーリンが
「チケット売り場がわからない。 ココで料金を払うから見せてもらえないか?」
と交渉をしてくれたけど、ここは国宝や重要文化財級のものが
たくさん鎮座しているところだけに、
答えはノー!
疲れてきたし、チケット売り場を探すのも面倒になってきてしまったので
ホテルに戻る事にした。
ゲートまで降りるのもしんどいので、さっきシャトルバスを降りたところで
バスを待っていると・・・。
タイミングよくさっきのシャトルバスのおっちゃんが迎えにきた。
数組の観光客と一緒に、バスに乗り込む。
せっかくココまで来たのに、これで帰るのも・・・。
と思い直して、バスに乗り合わせた人に
チケット売り場がどこか聞いてみることにする。
前の席に座った女性2人組の観光客にダーリンが
「チケット売り場はどこかわかりますか?」と英語で尋ねると
「私達もよく分からないのよ ┐(´д`)┌ 」
「疲れたわ」
との返事だったので、素直に帰ることにした。
シャトルバスは、ホワイトパレス前で停車した。
ゲートをくぐり、おみやげ物屋さんを何件かひやかして
タクシーを拾って帰ることにしたが・・・。
タクシー乗り場らしきものが、近くにない・・・。
しょうがないので、外に出て流しのタクシーでも捕まえようか。
そう思って、暴走タクシーを降りたところから、鉄柵の外に出ると・・・。
そこには
小さな小さなチケット売り場ががが!!!!!
タクシーを降りたところからは、完全な死角になってたし、
まさか、更なる門の外にチケット売り場があるとは
夢にも思っていなかったし・・・。
なんだかさらに疲れてしまった・・・。
ダーリンに「どうする?」と聞くと
「もういい」という事だったので、チケット売り場からまっすぐ行った所に
タクシー乗り場らしきところがあったので、タクシーを捕まえて
ホテルに戻る事にした。
あれだけ暴走タクシーに(((( ;゜Д゜)))ガクガクブルブルしていたのに、
脱力しきったせいか、エマームホメイニー広場に着くまでに
熟睡してしまった。
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流石にタクシーとは違い、他に車の走っていない
細い急な斜面では、ゆっくりと運転するんだな・・・w
(それでも運転は荒い気がするが・・・w)
右手前方には、川がゆったりと流れ、良く手入れされた
庭園や立派な建物やテニスコートが見えて
お金持ちの別荘地というムードが満点。
ゆらゆらと揺れるシャトルバスが、いくつかカーブを
無事に越えると、Uターンできるような、少し広い場所で
停車した。
とりあえず降りて、目の前の建物に近づいてみると・・・。
ガラス張りのケースの中に、ジープらしき車とバイクが。
近づいてぐるりと一周してみると、ジープの車体には
世界地図と、都市、年号が描かれていた。
どうやら、このジープとバイクの持ち主が、その世界中の都市を
まわった、という事らしい。
日本にも訪れたという印がついていた。
英語で書かれた説明書きをみてみると。
イーサ?(Ieasa)とアブドラ(Abdllah)の
OMIDVAR BROTHERS’(オミードヴァール兄弟)は
イラン人初の世界旅行者である。
2人の兄弟は3年間、旅行の為の研究をした後、
1333年に90ドルを持って、世界の未知の部分を見るため
精力的に旅行を始めました。
と言うような事が書かれている。
(多分・・・。責任は一切持てませんwwwww)
でも、あれ?wwwww
1333年?
日本では鎌倉幕府滅亡の年に、
(「一味散々鎌倉幕府」って覚えさせられたなー・・・w)
イランではもう、世界旅行をした人がいるのかっ?
でも、あれ????
1333年て大航海時代も始まっちゃいないし、
もちろん「イラン」そのものもありゃしない。
イランはイスラム教の国だから、太陰暦を採用してるのか?
ということで、イランの暦について調べてみると・・・。
イラン暦
なんだかややこしい事になっている・・・。
現在、イランには3つの暦があって
その① グレゴリオ暦 キリストの生誕年を紀元元年とする太陽暦。
うるう年は4年に1回。 第2月を1日増やす。
その② イラン暦 ムマハンドのヒジュラ(ムマハンドがメッカからメディナへ移住した)年を
紀元元年とする太陽暦。
西暦でいうと622年が紀元元年。
年の始めは春分の日。
うるう年は4年に1回。
第12月を1日増やす。
その③ イスラム暦 ヒジュラ年を紀元元年とする太陰暦
うるう年は30年間に11回。
第12月を1日増やす。
ううーん・・・。
解説に書かれているのは
イラン暦なのかイスラム暦なのかは良く分からないけど
イラン暦とイスラム暦は、スタートした年は同じで
後は太陽暦と太陰暦の違いだけなので
(紀元元年は同じ年だけど1年で11日づつずれる。
33年もすると1年ぐらい差がついてしまうのですが。)
イラン暦とイスラム暦の1333年は
同じぐらいと考えるとして・・・www
イスラム暦1333年2月14日~1334年2月23日は、
西暦でいうと1915年。
この年の世界の出来事は・・・。
1月19日
第一次世界大戦:独軍が英本土をツェッペリン飛行船で空爆開始
5月23日
第一次世界大戦:イタリアが連合国側で参戦
・・・。
第一次世界大戦頃
のお話ですか?????ヽ(;´Д`)ノ
とりあえず、入り口から博物館の中へ入ってみると・・・。
入り口には、イラン兵士さんが2人。
英語で「チケットを見せろ」見たいな事を言われるが・・・。
「チケットを持ってない。チケット売り場が分からない。
ここで料金を払うから入れてくれないか?」
と言うような事をダーリンが話すと。
てっきり
チケット売り場がどこか説明されて、
出直して参れ!といわれるかと思いきや・・・。
しゃーねーな。入れや (・∀・)σ!
見たいな感じでアッサリと中に入れてもらう事ができた。
小ぢんまりとしたミュージアムには、
兄弟が訪れた先々でもらった、国際色・民族色あふれる
お土産やら、旅の装備やらが展示してあった。
1915年当時のことを考えると、現代のようにハイテクな装備は
全くないのは当たり前だけど、
モコモコの毛皮の防寒具や、
羽根のついた飾りものなんかを見ていると
これが本当の冒険なんだ!という感じで心が躍った。
兵士さんのご厚意で、見せてもらった冒険の館。
結構面白かった。
次は、どこに行こうか・・・。
歩いて行けそうな、近くの博物館を探すと
グリーン パレス ミュージアム ということろがあるので、
いってみることに。
緑の溢れる構内をゆっくりと歩く。
スプリンクラーが水をまく音、
庭師さん達がせわしげに、落ち葉を集める音。
周りの景色を楽しみながら、
迷った・・・。
地図では本当に直ぐ近くにパレスが書いてあったのだが・・・。
実際にはドコにあるのかが本当によく分からない。
地図がかなり見づらいという事もあるが・・・。
疲れたし、先にちょっと休憩をしよう、ということで
高台にあるちょっとした公園の中にあるカフェで一休み。
店員さんに声をかけると、英語のメニューを出してくれたので
ザクロっぽいジュースとチョコレートケーキをオーダー。
チョコレートケーキ、デカい・・・。
店員さんも、ケーキが倒れないように慎重に運んでいた。
イランのケーキにありつくのは、そういえばこれが初めてだな!
ということで早速一口・・・。
口の中に広がる、あまいあまい味・・・。
と思いきや!
こんな環境の中にあるカフェには、さわやかな風の音の他に・・・。
ブンブンと飛び回るハチのような虫の群れががが!
しかも、けっこうデカイ!!!
奴らは、甘いものを知っているのか、
隙あらば、ジュースにケーキにたかろうとしてくる!
他のテーブルでも同じらしく、
虫を手で払いながら、お茶をしているグループが
何組か・・・。
ケーキと共にやってきた虫と攻防を繰り広げながら、
予想通りにあま~いケーキを何とか完食。
食べ終わった頃にはすっかり疲れてしまっていた・・・。(;´ρ`) グッタリ
会計を済ませ、終わりのなさそうな落ち葉掃きをしている
庭師さんとホホエミを交わし、ゆるやかな階段を降りる。
ふと、下の方を見ると、緑色の建物が目に入った。
あれがグリーンパレスに違いない!
近づいてみると庭園も立派な美しい建物が。
入り口前には、履物にかぶせるビニールカバーが置いてあったので
周りの人と同じように靴にビニールカバーをかぶせて入り口から中へ。
ココにも、イラン兵士さん達がいて、チケットの提示を求められた。
ダーリンが
「チケット売り場がわからない。 ココで料金を払うから見せてもらえないか?」
と交渉をしてくれたけど、ここは国宝や重要文化財級のものが
たくさん鎮座しているところだけに、
答えはノー!
疲れてきたし、チケット売り場を探すのも面倒になってきてしまったので
ホテルに戻る事にした。
ゲートまで降りるのもしんどいので、さっきシャトルバスを降りたところで
バスを待っていると・・・。
タイミングよくさっきのシャトルバスのおっちゃんが迎えにきた。
数組の観光客と一緒に、バスに乗り込む。
せっかくココまで来たのに、これで帰るのも・・・。
と思い直して、バスに乗り合わせた人に
チケット売り場がどこか聞いてみることにする。
前の席に座った女性2人組の観光客にダーリンが
「チケット売り場はどこかわかりますか?」と英語で尋ねると
「私達もよく分からないのよ ┐(´д`)┌ 」
「疲れたわ」
との返事だったので、素直に帰ることにした。
シャトルバスは、ホワイトパレス前で停車した。
ゲートをくぐり、おみやげ物屋さんを何件かひやかして
タクシーを拾って帰ることにしたが・・・。
タクシー乗り場らしきものが、近くにない・・・。
しょうがないので、外に出て流しのタクシーでも捕まえようか。
そう思って、暴走タクシーを降りたところから、鉄柵の外に出ると・・・。
そこには
小さな小さなチケット売り場ががが!!!!!
タクシーを降りたところからは、完全な死角になってたし、
まさか、更なる門の外にチケット売り場があるとは
夢にも思っていなかったし・・・。
なんだかさらに疲れてしまった・・・。
ダーリンに「どうする?」と聞くと
「もういい」という事だったので、チケット売り場からまっすぐ行った所に
タクシー乗り場らしきところがあったので、タクシーを捕まえて
ホテルに戻る事にした。
あれだけ暴走タクシーに(((( ;゜Д゜)))ガクガクブルブルしていたのに、
脱力しきったせいか、エマームホメイニー広場に着くまでに
熟睡してしまった。
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